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道後湯の里

2014/4/15 UP

坊っちゃん劇場にて、道後温泉本館改築120周年記念作品
『道後湯の里』の公演を観てきました。
「道後湯の里」は、明治期に道後温泉本館の改築に尽力した
道後湯之町初代町長の伊佐庭如矢を主人公にした作品です。

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時は明治23年、ところは道後湯の町。
道後温泉岩風呂では、地元の有力者たちがまさに裸の論争!!
この養生湯を建て替えるらしい。

建築費は? 入湯料をとる? 今まで無料だったこの湯から?
なんと言いだしっぺは町長『伊佐庭如矢』。
その新任町長さん、議員たちと一緒に、
なんと養生湯、一の湯、二の湯、三の湯と次々に建て替えるそうだ。
そして最後には本館の改築までやると意気込んでいる。

総工費13マン!!
町は潰れるぞなもし…。
反対。反対。猛反対!!
反対派は宝厳寺に立てこもり大騒ぎ。なんと筵旗、
竹やりで町を練り歩く始末。

だが如矢には見えていた。100年後の道後の繁栄が…。
挫けそうになる如矢を支える妻の射狭との夫婦愛。
教え子新之助と雛菊との叶わぬ恋。新之助を密かに慕う如矢の孫娘小春。

舞台を華やかに彩る芸者たち。明治という時代を駆け抜けた庶民の夢と情熱!

さて、この物語の結末やいかに?
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初めての観劇でしたが、本当に感動しました。
挫けそうになる如矢を励まし支える妻・射狭の姿は印象的、
反対派を熱い思いで説得していく如矢には泣かされました。

『道後湯の里』おすすめです。

オーベルジュ道後 総支配人 菊池 裕介

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